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「日付」の英語の書き方は UK と US で順番が逆になる|メール・契約書・会議案内の日付を辞書と公式ガイドで整理

「日付」の英語の書き方は UK と US で順番が逆になる|メール・契約書・会議案内の日付を辞書と公式ガイドで整理
「日付」の英語の書き方は UK と US で順番が逆になる|メール・契約書・会議案内の日付を辞書と公式ガイドで整理

海外の取引先へのメールに日付を 10/11 と書いたあとで、英語圏の相手には別の日に読まれるかもしれないと気づいて手が止まる。

日付を英語で書くとき、最初につまずくのは日と月をどちらから書くかという順番です。

英国では日・月・年、米国では月・日・年の順に並べるので、同じ数字の並びが2つの日に読めてしまうのが厄介な点です。

さらに月の略し方、1st や 21st を付けるか、曜日をどこに置くかも、辞書と公式ガイドで扱いが分かれます。

この記事では Cambridge・Oxford Learner’s・Longman の3冊と、GOV.UK と Microsoft の2つのスタイルガイドだけを根拠に、ビジネス文書の日付の書き方を整理しました。

先に結論を言うと、月を数字にせず英単語で書き、英国の相手には 18 October 2026、米国の相手には October 18, 2026 の形で送れば読み違いは起きません。

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日付の英語は UK と US で順番が逆|先に結論

日付の英語は、読む相手が英国式か米国式かで並べ方が決まります。

下の表は、この記事で扱う論点ごとに、英国式と米国式の書き方を並べたものです。

論点英国式の書き方米国式の書き方
並べる順番日・月・年(4 June 2017)月・日・年(July 31, 2016)
カンマ入れない日のあとに入れる
序数(1st など)付けない(2 June)付けない
月の略し方表や題名など場所が無いときに Jan、Feb場所が極端に限られるときだけ3文字
曜日を添えるTuesday 14 JuneThursday, October 1st

英国式の列は GOV.UK、米国式の列は Microsoft Style Guide の規則で、曜日の行だけは GOV.UK と Cambridge Business English の例文から取っています。

迷ったら、月を英単語で書くことだけは最初に決めておきます。

理由は、Cambridge の文法解説が同じ日を英国式では 4/7/2000、米国式では 7/4/2000 と書く例を示しているからです。

ここから先は、語の意味と書式の規則を1つずつ確かめていきます。

日付の英語の基本|名詞の date と動詞の date

日付は英語で date ですが、ビジネス文書では名詞と動詞の両方で使う点が大事になります。

名詞の date が指す日付

Cambridge は date の DAY の項に、月の中の番号の付いた日という語義を A1 のレベルで載せています。

同じ項には、英国と米国の言い方を並べた例文が UK と US のラベル付きで入っています。

UK: Today’s date is 11 June (the eleventh of June).

US のラベルが付いた例文のほうは、同じ日を June 11 (June the eleventh) と月から書いています。

辞書の例文の段階で、英国は日が先、米国は月が先という差がはっきり出ているわけです。

Cambridge の Business English では、date は数字だけ、または言葉と数字で示す、特定の月の特定の日という語義です。

Longman Business は特定の日・月・年を言うための語と定義し、例文に The date on the letter was 30 June 2006. を置いています。

動詞の date と「〜付けの書面」

動詞の date は、書いたものや作ったものに日付を書き入れるという意味になります。

Cambridge はこの語義を B1 のレベルで載せ、同じページには英国式と米国式の両方の日付を使った例文が並んでいます。

Thank you for your letter dated 30 August.

The last letter I received from the insurance company was dated August 30, 1999.

前の文は Cambridge Advanced Learner’s Dictionary、後ろの文は Cambridge Academic Content Dictionary の例文で、日付の順番が逆になっている点が見どころです。

Oxford Learner’s も、日付を書く・印刷するという語義に often passive の注記を付け、your letter dated 24 March の例文を載せています。

「〜付けの書面」は、書面を表す名詞のあとに dated と日付を続ける形が基本です。

Cambridge Business English の I write with reference to your letter dated 30 March. は、受け取った書面に触れる1文としてそのまま使えます。

ただし形容詞の dated は、Oxford Learner’s と Longman の両方で old-fashioned、つまり古くさいという意味です。

The proposal is dated. のように後ろに日付が無いと「古くさい提案」と読めてしまうので、日付を言うときは必ず dated の直後に日付そのものを置きます。

日付の英語の順番|英国式は日・月・年、米国式は月・日・年

日付の英語でいちばん大事なのは、日と月のどちらを先に書くかです。

英国式の日付は日が先でカンマなし

Cambridge の文法解説では、英国英語でいちばん一般的な書き方は日、月、年の順になります。

月は大文字で始める決まりで、例は 20 January 1993 と 14 November 2005 の2つです。

GOV.UK のスタイルガイドも同じ順番で、月と年の間にカンマを入れない形を 4 June 2017 の例で示しています。

do not use a comma between the month and year – for example: 4 June 2017

英国の役所の文書では、日付の中にカンマが1つも入らないのが標準の形です。

米国式の日付は月が先でカンマが入る

Cambridge の文法解説は、米国の書き言葉では月が日と年より前に来ると整理しています。

Microsoft Style Guide の日付の書式は month day, year で、例は July 31, 2016 です。

Use the following format for dates: month day, year, as in July 31, 2016. Don’t use day month year, as in 31 July 2016.

同じガイドは、31 July 2016 のような日・月・年の順を使わないとまで明記しています。

米国式では日のあとにカンマを置き、年をそのあとに続けるのが英国式との見た目の違いです。

相手の会社がどちらの書式を使っているかは、相手から届いたメールや書面の日付の並びを見れば判断できます。

数字だけの日付は英語圏の国で逆に読まれる|4/7/2000 の落とし穴

日付を数字だけで書く形は、英国式と米国式の差がいちばん危ない形で表に出る場面です。

同じ 4/7/2000 が別の日になる

Cambridge の文法解説は、米国の独立記念日 July 4th を例に、英国英語では 4/7/2000、米国英語では 7/4/2000 と書くと示しています。

In the year 2000 the date was 4/7/2000 in British English. In American English this is written 7/4/2000.

つまり英国の相手に 7/4/2000 と送ると、July 4 ではなく 7 April の意味で受け取られます。

日と月が両方とも12以下の日付は、どちらの順番でも実在する日になるので、受け取った側は間違いに気づけません。

逆に 25/12 のように片方が13以上なら、どちらの順番で書いたのかは相手にも分かります。

数字の区切りは3通りある

Cambridge の文法解説は、英国式の数字の日付として、スラッシュ、ダッシュ、ピリオドで区切る3つの例を並べる構成です。

20 January 1993 = 20/1/1993

14 November 2005 = 14–11–2005 or 14.11.05

年を2けたにした 14.11.05 の形は、3つの数字のどれが年なのかまで相手の推測に任せることになります。

Microsoft Style Guide は、数字とスラッシュの日付を、画面の表示が地域ごとの書式に自動で切り替わる場合に限って認めるという立場です。

In UI, it’s OK to use numbers and slashes for dates if the code supports that format and automatically displays the appropriate date format for different locales.

メールや契約書は読む人の画面で書式が切り替わらないので、数字だけの日付は避けておくのが安全策になります。

迷ったときの答えは、月を英単語で書くことの1つだけです。

日付の月の英語の略し方|Sept と Sep の違い

日付を短く書きたいときは月を略しますが、略し方は辞書とガイドで少しずつ違います。

出どころ略してよい場面9月の略し方5月・6月
Cambridge の文法解説場面の指定なしSeptMay と June は略さない
Microsoft Style Guide場所が極端に限られるときだけSepMay、Jun
GOV.UK表や刊行物の題名など場所が問題になるとき例は Jan と Feb だけ例は Jan と Feb だけ

Cambridge は May と June を略さない

Cambridge の文法解説では、May と June を除く月を Jan、Feb、Mar、Apr、Jul、Aug、Sept、Oct、Nov、Dec と略します。

9月だけが4文字の Sept になっている点が、ほかの2つのガイドとの違いです。

2つのガイドは場所が無いときだけ

Microsoft Style Guide は、月名を大文字で始め、場所が極端に限られる場合を除いて略さないと決めています。

略す場合は3文字で、ピリオドは付けない決まりです。

Jan, Feb, Mar, Apr, May, Jun, Jul, Aug, Sep, Oct, Nov, and Dec

GOV.UK も、表や刊行物の題名のように場所が問題になるときに限り、Jan や Feb のような短い月名を認めています。

メールの本文や契約書の日付は略さず、表の中だけ3文字の略にそろえれば、Microsoft と GOV.UK の両方の規則に沿います。

日付の英語に序数の 1st・21st を付けるか

日付の数字に st、nd、rd、th を付けるかどうかは、話すときと書くときで分けて考えます。

Oxford Learner’s は ordinal を first や second のように並びの位置を表す数と定義し、Longman も first、second、third など順番を示す数という定義です。

話すときは the first of June

Cambridge の文法解説は、日付を声に出して答えるときに the と of を足す形を示しています。

It’s the first of June. (1st June)

月を先に言う形の答えとして、It’s June the first. (June 1st) も並んでいます。

同じ解説では、書くときにも on 1st June や on June 1st の形が使える扱いです。

付けるなら綴りに注意が要り、Cambridge は 28th を 28st と書く誤りを Typical error として挙げています。

公式ガイドは書くときに付けない

一方で、GOV.UK は日付に序数を使わず、2nd June ではなく 2 June と書く決まりです。

do not use ordinal numbers for the day – for example: 2 June and not 2nd June

Microsoft Style Guide も、1st、12th、23rd のような序数で日付を示さないと定めています。

日付の順番が逆の2つのガイドが、序数を付けない点だけはそろっているのが大事なところです。

ビジネスの書面では 21 October や October 21 の形で数字だけを書き、序数は口で言うときの形と覚えておけば迷いません。

日付と曜日の英語の並べ方|カンマの有無で国が分かる

会議の案内のように日付に曜日を添える場面では、曜日の位置とカンマの扱いが国で変わります。

英国式は曜日のあとにカンマを置かない

GOV.UK の時刻の項には、締め切りの例文として You must register by 11:59pm on Tuesday 14 June. が入っています。

曜日、日、月の順に並び、曜日のあとにカンマが入らないのが英国式の形です。

同じ項は、midnight と書くと前の日の終わりとも当日の終わりとも読めるとして、11:59pm を使うよう勧めています。

米国式は曜日のあとにカンマを置く

Cambridge の Business English の date の項で目に付くのは、次の会議の日付を答える例文です。

“What date is the next meeting?” “It’s Thursday, October 1st.”

曜日、月、日の順で、曜日のあとにカンマが入っています。

1st は会話の答えの形なので、書面では Thursday, October 1 のように数字だけにそろえるのが Microsoft の規則に沿う形です。

Microsoft Style Guide は、曜日を大文字で始め、場所が極端に限られる場合を除いて略さないと決めています。

略すなら Sun、Mon、Tue、Wed、Thu、Fri、Sat の3文字が望ましく、ピリオドは付けません。

日付の英語の前置詞は on・in・at の3つで決まる

日付を文の中に入れるときは、前置詞を on・in・at のどれにするかで迷います。

前置詞使う対象Cambridge の文法解説の例
on日付・曜日We moved into this house on 25 October 1987.
in月・年・季節We usually go camping in July or August.
at時計の時刻I’ll see you at five o’clock.

日付と曜日には on、月と年には in、時計の時刻には at というのが Cambridge の文法解説の整理です。

Oxford Learner’s も on の語義に日や日付を示す用法を立て、on May the first/the first of May の例を並べています。

1つの文に日付と時刻が両方入るなら、at 3:00 PM on October 21 のように前置詞を2つ使い分ける形です。

Microsoft Style Guide は AM と PM を大文字で書き、数字との間にスペースを入れると決めています。

GOV.UK は 5:30pm のようにスペースなしの小文字で書くので、時刻の表記もガイドによって違うわけです。

締め切りの by や until を含む期限の言い方は、納期の英語の記事にまとめています。↓

「〜日付で」の英語|dated・as of・effective・with effect from

日本語の「〜日付で」は、書面の日付を言うのか、その日から何かが始まるのかで英語が変わります。

言いたいこと英語の形辞書の根拠
〜付けの書面letter dated 30 MarchCambridge Business English・Oxford Learner’s の動詞 date
その日から変わるas of / as fromCambridge と Longman の as of/from
その日から有効になるeffective (from)Oxford Learner’s(formal)・Longman
その日付で任命・変更するwith effect fromCambridge Business English
その日の数字(会計)as of(米)/as at(英)Longman Business

as of と as from は「その日から」

Cambridge は as of/from を、特定の時や日付から始まるという意味の idiom として載せています。

As of next month, all the airline’s fares will be going up.

Longman の as from/of something も、ある時や日付から始まって続くという意味の成句です。

Longman Business の as of には American English のラベルがあり、会計で特定の日付の数字を示す語義では英国英語の as at を同義語に挙げています。

会計の数字の日付を英国の相手に書くなら、Longman Business が英国英語として挙げる as at が候補です。

effective は「その日から有効」

Oxford Learner’s は、法律や規則が使われ始めるという effective の語義に formal のラベルを付けています。

The new speed limit on this road becomes effective from 1 June.

Longman は、法律・合意・制度が正式に始まるという語義に effective from の形を添えています。

Longman Business の例文 The new rates are effective from 22 February. も、同じ形で開始日を示すものです。

Cambridge の Business English には、He announced his resignation, effective immediately. のように from を付けずに続ける例も載っています。

Longman のコーパスの例文 His resignation is effective April 8. も、effective のすぐあとに日付を置く形です。

契約書で発効日を言うなら、Cambridge Business English が FINANCE と LAW の語として載せる effective date がそのまま使えます。

with effect from は開始日

Cambridge Business English は、すぐに、または特定の日付から起きる変化を表す形として with effect from を載せています。

The company has announced the appointment of 13 new partners, with effect from 1 July 2012.

人事の発令や組織変更のお知らせでは、この形が「〜日付で」にいちばん近い言い方です。

同じ項の with immediate effect は、She was appointed chief executive with immediate effect. の例文どおり、即日の変更に使います。

契約書の言葉そのものの選び方は、契約の英語の記事にまとめています。↓

日付の英語をメールで書く作例|英国の相手と米国の相手

ここまでの規則を、英国の相手と米国の相手に送る2通のメールに組みました。

以下は辞書の語義と連語をもとに組んだ作例です。

英国の相手に送る会議案内

Subject: Project review meeting on Tuesday 20 October 2026

Dear Ms Taylor,

I am writing to confirm our project review meeting on Tuesday 20 October 2026 at 2pm UK time.

Please find attached the agenda dated 16 October 2026.

Please send any comments on or before 19 October 2026.

Kind regards,
[your name]

曜日のあとにカンマを入れず、時刻は GOV.UK の 2pm と UK time の形、締め切りは GOV.UK の on or before でそろえています。

米国の相手に送る変更のお知らせ

Subject: Change of billing address effective November 2, 2026

Dear Mr. Brown,

Please note that our billing address will change as of Monday, November 2, 2026.

Invoices dated on or after November 2, 2026 should be sent to the new address below.

[new address]

If you have any questions, please let me know.

Best regards,
[your name]

月を先に書き、日のあとと曜日のあとにカンマを置き、序数は付けていません。

on or after の形は、Longman の date の連語の例文 costs incurred on or after the date of departure から取りました。

件名に日付を入れるときの書き方は、英語のビジネスメールの件名の記事にまとめています。↓

日付の英語についてよくある質問

相手の国が分からないときの日付

月を英単語にすれば、日と月のどちらが先に来ても同じ日にしか読めません。

18 October 2026 でも October 18, 2026 でも意味は1つに決まるので、数字だけの 10/11 よりずっと安全です。

日付の期間をつなぐ英語

GOV.UK は、期間をハイフンやダッシュではなく to でつなぎ、10 November to 21 December のように書く決まりです。

Microsoft Style Guide は、時刻の幅を本文では to、予定表や一覧では前後にスペースを入れない en dash でつなぐとしています。

「本日付けで」の英語

変更が今日から始まるなら、Cambridge Business English の effective immediately や with immediate effect の形が使えます。

書面の日付を言うだけなら、dated のあとに日付をそのまま続ければ足ります。

締め切りの日付の前の on と by

GOV.UK は締め切りを書くときに on or before を使い、Submit the form on or before 6 September 2025 を例にしています。

by や until の違いまで含めた期限の言い方は、先に紹介した納期の英語の記事で扱っています。

日付を決める set a date

Cambridge の date の DAY の項には、日を決めるという意味の set a date と fix a date が並んでいます。

fix a date には UK のラベルが付いているので、米国の相手には set a date のほうが無難な選択になります。

有効期限の日付の英語

Longman の date の連語では、expiry date が British English、expiration date が American English に分かれています。

契約や証明書の期限を書くときも、日付の順番と同じく相手の国に合わせて選べば迷いません。

日付の英語のまとめ

日付の英語は、月を英単語で書き、相手の国の順番に合わせれば読み違いは起きません。

項目英国の相手米国の相手
日付の形18 October 2026October 18, 2026
曜日つきSunday 18 October 2026Sunday, October 18, 2026
序数付けない付けない
月の略し方表の中だけ Jan、Feb場所が極端に限られるときだけ Jan、Sep
時刻2pm(GOV.UK)2:00 PM(Microsoft)
会計の数字の日付as atas of
有効期限expiry dateexpiration date

英国式の日付は日・月・年でカンマなし、米国式は月・日・年で日のあとにカンマが入ります。

数字だけの日付と序数を避けるだけで、英国と米国のどちらの相手にも1つの日にしか読めない書面になります。

日付以外のメールも場面別の全文で見たいときは、英語のビジネスメールの例文の記事にまとめています。↓

\日付を決めたあとの候補日の出し方で迷ったら/

候補日の出し方から確定・変更の連絡までの順番が分かる

日付の書き方とあわせて使える

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参考文献

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