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「アドバイス」の英語は advice を数えない名詞で使う|求める・伝える・お礼を言うを辞書3冊で整理

「アドバイス」の英語は advice を数えない名詞で使う|求める・伝える・お礼を言うを辞書3冊で整理
「アドバイス」の英語は advice を数えない名詞で使う|求める・伝える・お礼を言うを辞書3冊で整理

取引先の担当者に「1つアドバイスをいただけますか」と英語で書こうとして、an advice で合っているのか手が止まる。

アドバイスを英語で言うとき、語そのものは advice で迷いません。

迷うのは、an advice と書いてよいのか、advices と複数にしてよいのか、という数え方のほうです。

さらに「アドバイスする」を advice のまま動詞で使ってしまう打ち間違いも、仕事のメールでよく起きます。

この記事では Cambridge・Oxford Learner’s・Longman の3冊の語義とラベルだけを根拠に、アドバイスまわりの英語を整理します。

扱うのは、数え方、動詞の advise、近い語の tip・suggestion・recommendation・feedback、そして求める・伝える・お礼を言う・受け流す場面の言い方です。

先に結論を言うと、advice は数えない名詞なので、1つなら a piece of advice、ばくぜんと頼むなら some advice です。

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アドバイスの英語は advice|先に結論

アドバイスの英語は、名詞なら advice、動詞なら advise と、品詞で綴りが変わります。

下の表は、この記事で扱う場面と、そこで使う英語の対応をまとめたものです。

場面使う英語辞書で確かめた点
アドバイスを数えるa piece of advice/some advice3冊とも advice を uncountable とする
アドバイスするadvise(/ədˈvaɪz/)名詞の advice(/ədˈvaɪs/)と混同しない注意つき
アドバイスを求めるCan I ask your advice about …?Longman の連語欄に ask somebody’s advice
アドバイスを伝えるI’d recommend …/If I were you, …Oxford が目上には recommend を勧める
アドバイスにお礼を言うI really appreciate your advice.Cambridge の appreciate に礼を言う語義
アドバイスを受け流すWe have noted your suggestion.Oxford の suggestion の例文

迷ったら、名詞の advice には a や -s を付けず、some か a piece of を前に置くと覚えておけば外しません。

ここから先は、3冊の中身を1つずつ確かめていきます。

アドバイスの英語 advice は数えない名詞|an advice と言わない理由

advice が数えられないことは、3冊の見出しの札にそのまま出ています。

3冊がそろえる uncountable の札

Cambridge は advice を noun [ U ] とし、A2 のレベルで載せています。

語義は、ある場面で何をすべきか、どう振る舞うべきかについて人が差し出す意見のことです。

Oxford Learner’s も advice に [uncountable] の札を付け、語義の後ろに数え方の注意を置いています。

Advice is uncountable. We say a piece of advice (not ‘an advice’) and some advice (not ‘some advices’).

Longman も advice を noun [ uncountable ] とし、GRAMMAR の欄で複数形にできない名詞だと念を押しています。

同じ欄には、✗ Don’t say: some advices と ✗ Don’t say: an advice の2つの誤りが並んでいます。

3冊がそろって数えない名詞と示しているので、an advice と advices は仕事のメールでは使いません。

Cambridge の文法解説の Countability: advice でも、advice には複数形が無く、a や an とは使えないという説明です。

1つ2つと数えるなら a piece of advice

アドバイスを1つ、2つと数えたいときは、piece を使って数えます。

Cambridge の文法解説 Advice or advise? は、advice を数えて使いたいなら a piece of advice の形にすると示し、2つの場合の例も添えています。

I have two pieces of advice for you about the holiday.

数を言わずにまとめて言うなら、some advice や a lot of advice の形になります。

Longman の連語欄では、a piece of advice の横に、くだけた言い方として a bit of advice が informal の札付きで並んでいます。

同じ欄の a word of advice には spoken の札があり、助言を切り出すときの話し言葉の前置きという扱いです。

A word of advice: look at the small print in the contract very carefully.

メールの文面では、札の付いていない a piece of advice がいちばん無難な選び方です。

言いたいこと使える形使わない形
アドバイスを1つa piece of advicean advice
アドバイスを2つtwo pieces of advicetwo advices
いくつかのアドバイスsome advicesome advices
たくさんのアドバイスa lot of advicea lot of advices
くだけた「ちょっとした助言」a bit of advice(Longman で informal)―

アドバイスするの英語は advise|綴りと発音の違い

「アドバイスする」を1語の動詞で言うなら advise を使います。

c と s で品詞が変わる

名詞は advice、動詞は advise で、違いは c と s の1文字だけです。

発音も変わり、Oxford Learner’s と Longman は名詞を /ədˈvaɪs/、動詞を /ədˈvaɪz/ と表記しています。

Cambridge の動詞 advise の項も、名詞の advice と混同しないようにという注意書きが付いた形です。

Longman の GRAMMAR の欄にも、取り違えの例がそのまま載っています。

You say: Can you advise me? ✗ Don’t say: Can you advice me?

語尾が「ス」と濁らず聞こえるのが名詞、「ズ」と濁るのが動詞と、音と綴りをセットで覚えると打ち間違いが減ります。

advise の基本の3つの形

Cambridge は advise を B1 の語とし、[ I or T ] の札で自動詞と他動詞の両方に使えるとしています。

仕事でよく使うのは、advise 人 to do、advise against doing、advise 人 on の3つの形です。

1つ目の advise 人 to do は、相手にしてほしい行動をそのまま to の後ろに置く形です。

I think I’d advise him to leave the company.

2つ目の advise against doing は、やめておいたほうがよいと伝える形で、Cambridge には strongly を添えた例があります。

I’d strongly advise against making a sudden decision.

3つ目の advise 人 on は、詳しい分野について助言する形です。

Longman はこの使い方を別の語義に立て、特別な知識や技能のある分野で助言するために雇われているという意味にしています。

He advises us on tax matters.

Longman の GRAMMAR の欄は、advised to him to plead guilty のように to を挟む形を誤りとしており、advise の直後に人を置くのが正しい語順です。

formal な advise は「知らせる」

ビジネスのメールでは、advise が助言ではなく「知らせる」の意味で届くことがあります。

Oxford Learner’s は、advise に (formal) の札を付けて公式に人に何かを伝えるという語義を立て、synonym inform と添えています。

Please advise us of any change of address.

Longman も同じ語義を formal とし、配送日の変更を知らせる例文を載せています。

We’ll advise you of any changes in the delivery dates.

advise 人 of 物事 の形で来たら、助言ではなく「お知らせ」として読むと取り違えません。

アドバイスに近い英語|tip・suggestion・recommendation・feedback

日本語の「アドバイス」は、英語では advice 以外の語に分かれることがよくあります。

Longman の advice の THESAURUS の欄も、tip・recommendation・guidance を近い語として並べています。

tip は実用の小さなこつ

Oxford Learner’s の tip は、実用的なことについての小さな助言で、synonym hint が付く語です。

Cambridge の tip は [C] の B1 の語で、特に何かのやり方についての役に立つ情報という語義です。

Longman は、advice と違って tip は数えられる名詞で、複数形でも使えると GRAMMAR の欄で並べています。

The book offers some useful tips on investing in real estate.

作業のこつや手順の工夫を「アドバイス」と言いたいときは、数えられる tip を使うと a や -s の悩みが消えます。

suggestion は検討してもらう案

Oxford Learner’s の suggestion は [countable] で、ほかの人に考えてもらうために出す考えや案という語義です。

Cambridge は [ C or U ] の B1、Longman は第1語義を [ countable ] としています。

advice が「こうすべきだ」という意見なのに対し、suggestion は相手が採るか採らないかを決める案という位置づけです。

Can I make a suggestion?

この1文は Oxford Learner’s と Longman の両方に載っていて、会議で案を出す前置きにそのまま使えます。

recommendation は正式な提言

Oxford Learner’s の recommendation は、何をするのが最善かについての official な suggestion という語義です。

Longman も第1語義を [ countable ] の official advice とし、報告書や委員会の例文を並べています。

Cambridge では B2 の語で、何が最善かを伝える advice の語義に [ C ] の札が付いています。

I don’t know what to choose. What’s your recommendation?

報告書の提言や、専門家として最善の策を示すアドバイスは recommendation と覚えておくと選びやすくなります。

feedback は仕事の出来への意見

Oxford Learner’s の feedback は、人の仕事などがどれだけ良いか、役に立つかについての助言・批評・情報という語義です。

Cambridge は [ U ] の B2、Longman も [ uncountable ] で、feedback も advice と同じく数えない名詞です。

Oxford Learner’s は、誤って使われやすい uncountable の名詞の一覧に advice と feedback を並べて載せています。

I’d appreciate some feedback on my work.

資料や提案書を見てもらった後の「アドバイスをください」は、advice より feedback のほうが用件に合います。

語数え方辞書の語義の芯合う場面
advice3冊とも uncountable何をすべきかについての意見判断に迷う相談
tipCambridge [C]・Longman countable実用的な小さな助言作業のこつ・手順
suggestionOxford countable・Cambridge C or U考えてもらうための案会議での提案
recommendationOxford・Longman countable最善の策についての正式な助言報告書・専門家の提言
feedback3冊とも uncountable仕事の出来についての意見資料や成果物への評価

アドバイスを求める英語|メールと会議の言い方

アドバイスを求める言い方は、メールで頼むか、その場で口頭で聞くかで形が変わります。

メールで頼むときの appreciate

メールで丁寧に頼むなら、appreciate を使った形が落ち着きます。

Cambridge の appreciate の B2 の語義の1つが、would appreciate の形で丁寧に何かを頼む使い方です。

同じ項の例文には、アドバイスを頼む文そのものがあります。

Any advice that you can give me would be greatly appreciated.

Oxford Learner’s の suggestion の例文にも、相手に案を求める丁寧な1文が載っています。

I’d appreciate any suggestions you may have.

何についてのアドバイスかは、advice on や advice about の後ろに書き足すと用件がはっきりします。

会議や口頭でその場で聞く形

上司や同僚にその場で聞くなら、Longman の連語欄にある ask somebody’s advice の形が短く使えます。

Can I ask your advice about something?

会議で全員から案を集めたいときは、suggestion を使うほうが場に合います。

Oxford Learner’s には、条件を言ったあとに Any suggestions? と2語で投げる例文があります。

We need to get it there by four. Any suggestions?

まだ案が固まっていないことを示すなら、Longman と Oxford Learner’s の両方にある be open to suggestions の形が使えます。

会議の始まりから締めまでの言い方は、英語の会議のフレーズの記事にまとめています。↓

アドバイスを伝える英語|相手との関係で形を選ぶ

アドバイスを伝える側に回ったときは、相手が目上か同僚かで選ぶ語が変わります。

上司や取引先には recommend

Oxford Learner’s は advise の項の Which word? の欄で、advise と recommend の強さの差を説明しています。

それによると advise は recommend より強い語で、助言する人が権限のある立場にいるときによく使われる語という位置づけです。

同じ欄は、対等な相手や目上の相手に話すときは recommend を使うほうがよいとしています。

上司や取引先に「〜したほうがよいと思います」と伝えるなら、advise より recommend を選ぶのが辞書に沿った形です。

Oxford の同じ欄の Patterns には、recommend that… や recommend doing something の形が並んでいます。

この型に当てはめた作例が、I would recommend that we review the schedule first. の1文です。

Oxford は、recommend は良い点を伝える前向きな助言に、advise は危険を知らせる警告寄りの助言によく使うとも添えています。

同僚には If I were you

同僚どうしなら、助言の語を使わずに文の形で伝えるほうが角が立ちません。

Oxford Learner’s は advice の項の Express Yourself で、相手にすべきことを伝える tactful な言い方を並べています。

If I were you, I’d wait.

同じ欄には、Why don’t you ask Tom to help? や Why not give it a try? のように問いかけで勧める形も並んでいて、押しつけにならない言い方です。

意見だとはっきり示したいなら、同じ欄の If you want my advice, I’d say … の形が使えます。

Cambridge の advice の項には、My advice is to go by train. のように、My advice is to do の形で助言を言い切る例もあります。

言い切る形は強く聞こえるので、同僚には If I were you や Why don’t you のような柔らかい形から入るのが安全です。

colleague・co-worker・peer の使い分けは、「同僚」の英語の記事にまとめています。↓

アドバイスへのお礼の英語|appreciate と take your advice

アドバイスをもらったら、礼を言うだけでなく、それをどう使ったかまで伝えると相手に届きます。

appreciate で礼を言う

Cambridge は I/we appreciate… を、相手に礼を言うときや感謝を示すときの B2 の形として載せています。

例文の中には、もらった feedback への礼をそのまま言う文があります。

We sincerely appreciate the feedback you have given us.

この feedback を advice に置き換えれば、アドバイスへの礼の1文になります。

何に対する礼かを名指しする書き方は、英語のお礼メールの記事にまとめています。↓

助言に従ったことを伝える

Cambridge は take someone’s advice を、相手の勧めたとおりにすることとカッコで言い換えています。

Longman の連語欄で take/follow somebody’s advice と並ぶ act on somebody’s advice は、formal の札付きの改まった言い方です。

相手の助言がきっかけで動いたことを言うなら、on someone’s advice の形が使えます。

I went there on the advice of a friend.

この例文は Oxford Learner’s のもので、Cambridge にも on someone’s advice と on the advice of の2つの形があります。

礼の1文のあとに I took your advice and … と結果を1文足すと、相手は自分の助言が役に立ったと分かります。

アドバイスを受け流す・断る英語|noted と due consideration

もらったアドバイスを、すぐには採れない場面もあります。

いったん受け止める1文

Oxford Learner’s の suggestion の例文には、案を受け取ったことと、きちんと検討することを1文で伝える形があります。

We have noted your suggestion and will give it due consideration.

採るとも採らないとも言わずに受け止めるので、取引先や顧客からの提案への返事に向いています。

Longman の suggestion の連語欄では、採ることを accept/adopt a suggestion、採らないことを reject a suggestion と分けています。

reject は「採らない」をはっきり言う語なので、相手への返事ではまず受け止める形で返すのが穏やかです。

頼まれていない助言を控える

逆に、自分が助言しすぎないように気を付ける場面もあります。

Oxford Learner’s の advice の例文には、頼まれていない助言を控えるという1文があります。

I will refrain from giving unsolicited advice.

Longman の連語欄には、助言を聞き入れないことを言う ignore/disregard somebody’s advice や、食い違う助言を言う conflicting advice も載っています。

複数の人から食い違うアドバイスを受けたときは、conflicting advice を使って状況を先に言うと、相談の続きが頼みやすくなります。

はっきり断る decline・turn down・refuse の選び方は、「断る」のビジネス英語の記事にまとめています。↓

アドバイスの英語をメールで書く全文|求める・お礼を言う

ここまでの語を、そのまま写せるメールの形に組みました。

以下は辞書の語義と連語をもとに組んだ作例です。

アドバイスを求めるメール

Subject: Request for advice on [topic]

Hi [name],

I'm preparing [project name] and would like to ask your advice on [topic].

In particular, I'd appreciate any suggestions you may have on [point].

Any advice that you can give me would be greatly appreciated.

Best regards,
[your name]

1文目で何についての助言かを advice on で示し、2文目で具体的な論点を suggestions で聞いています。

アドバイスへのお礼のメール

Subject: Thank you for your advice

Hi [name],

Thank you for your advice on [topic].

I took your advice and [what you did].

I really appreciate the time you took to help me.

Best regards,
[your name]

礼、従ったこととその結果、もう一度の礼の順に並べると、短くても中身のある礼状になります。

どちらのメールでも、advice には a も -s も付けていない点を見てください。

アドバイスの英語についてよくある質問

advices と複数形にしてよいのか

人からもらう助言の意味では、3冊とも advice を uncountable としているのでadvices とは書きません。

例外は、Cambridge の Business English と Longman Business が数えられる語義として立てている、売買や法律・金融の取り決めを知らせる書類の advice です。

「アドバイスをください」の英語

口頭なら Longman の連語欄にある Can I ask your advice about something? の形が短く使えます。

メールなら、Cambridge の appreciate の例文の Any advice that you can give me would be greatly appreciated. が丁寧です。

tip と advice はどう違うのか

Longman の GRAMMAR の欄では、advice は複数にできない名詞、tip は複数形で使える数えられる名詞と並べています。

中身も違い、Oxford Learner’s の tip は実用的なことについての小さな助言です。

feedback も数えない名詞なのか

Cambridge は [ U ]、Oxford Learner’s は [uncountable]、Longman は [ uncountable ] で、3冊とも数えない名詞です。

some feedback や feedback on の形で使い、a feedback とは書きません。

アドバイスの英語のまとめ

アドバイスの英語は、数え方と、相手との関係で選ぶ語の2つを押さえれば迷いません。

場面使う英語
アドバイスを数えるa piece of advice/some advice
アドバイスするadvise 人 to do/advise against doing
作業のこつtip(数えられる)
会議での案suggestion
正式な提言recommendation
仕事の出来への意見feedback(数えない)
メールで求めるAny advice … would be greatly appreciated.
目上に伝えるI would recommend that …
お礼を言うI really appreciate your advice./I took your advice and …
受け止めるWe have noted your suggestion.

advice は3冊とも数えない名詞で、動詞は綴りも発音も違う advise です。

目上には recommend、同僚には If I were you と、相手で形を替えるのがアドバイスを伝えるときの軸になります。

アドバイスを求めるメール以外の文面も場面別の全文で見たいときは、英語のビジネスメールの例文の記事にまとめています。↓

\助言をもらった後の1通で止まる人へ/

何に対する礼かを書く順番が辞書の語義で分かる

礼の対象を名指しする型つき

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参考文献

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