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英語で電話をかけるとき、最初の10秒で何を言うのか。Can I speak to と Can I speak with の使い分けまで、辞書の表示だけで組み立てた

Hello, this is… um… I am Tanaka, from… uh…

英語で電話をかけて、最初の一言で詰まったことはないでしょうか。

メールなら辞書を引きながら書けます。対面なら表情が助けてくれます。

電話だけが、文字も表情も無いまま、最初の10秒で相手に「誰が・誰に・何の用で」を伝えきらなければいけません。

ところが、多くの人が英語で電話をかけるときに用意しているのは「単語」です。単語をいくら増やしても、順番が決まっていなければ最初の10秒は埋まりません。

この記事は、Cambridge Dictionary と Oxford Learner’s Dictionaries に実際に表示されている語義と例文だけを根拠に組み立てました。英会話教材の言い回しや、出どころの分からない「決まり文句集」は1つも使っていません。

先に結論を書きます。

  • 名乗りは I am ではなく this is。Oxford Learner’s が電話の用法として Hello, this is … を挙げています
  • 指名は Can I speak to(Cambridge の表示で mainly UK)と Can I speak with(mainly US)。辞書が英米を分けて書いています
  • 受けたときの Speaking. は、Cambridge が 「= This is Scott.」と注記している省略形です
  • 不在のときに使う get back to / call back / reach / get through は、辞書の語義が4つとも違います。混ぜると用件が伝わりません
  • 聞き取れないときは break up(回線のせいにする語)を使うと、相手を責めずに言い直してもらえます
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英語で電話をかけるときに決めるのは、単語ではなく順番

英語で電話をかける前に決めておくものは、たった3つです。

名乗り・指名・用件。この順番で3つ並べれば、最初の10秒は終わります。

英語で電話をかける最初の10秒の型

順番言うこと形
1名乗りHello, this is Kenji Tanaka from Sakura Trading.
2指名Can I speak to Ms. Miller, please?
3用件I’m calling about the delivery date for order 4821.

この3行が言えれば、あとは相手が話を進めてくれます。

逆に、この3行のどれかが抜けると、相手は「誰から、なぜかかってきたのか」を推測しながら聞くことになります。推測させた時点で、会話の主導権はこちらから離れます。

英語の電話だけが難しく感じる理由は、情報量が減っているから

対面の会話では、口の動き・表情・ジェスチャー・その場の状況が、聞き取れなかった単語を補ってくれます。

電話では、この補助がすべて消えます。残るのは音だけです。

つまり、英語で電話をかけることが難しいのは、英語力が足りないからとは限りません。同じ英語力でも、電話では手がかりが減るという構造の問題が先にあります。

だから対策も構造で打ちます。手がかりが減るぶんを、あらかじめ決めた順番で補う。これがこの記事の全体の設計です。

英語で電話をかける①名乗り|I am ではなく this is が辞書の形

最初の壁がここです。日本語の「田中と申します」を直訳して I am Tanaka. と言ってしまう人は少なくありません。

Oxford Learner’s は this を「電話で自分を紹介する語」として載せている

Oxford Learner’s Dictionaries の this には、used for introducing somebody/yourself(誰か、または自分自身を紹介するときに使う)という語義があり、そこに電話の例が並んでいます。

Hello, this is Carlos Diaz (= on the phone).

括弧の (= on the phone) は、辞書が「これは電話での言い方だ」と明示している注記です。推測ではありません。

同じ語義の欄には、機内アナウンスでおなじみの例も載っています。

This is the captain speaking.

姿が見えない状態で自分が誰かを名乗るときは this is。飛行機の機内放送と電話は、同じ構造なのです。

ここに所属を足せば、ビジネスの名乗りとして完成します。

場面名乗りの形
取引先へ初めてかけるHello, this is Kenji Tanaka from Sakura Trading.
何度もやり取りしている相手Hi Anna, this is Kenji.
折り返しの電話Hello, this is Kenji Tanaka returning your call.
代理でかけるHello, this is Kenji Tanaka calling on behalf of Ms. Sato.

英語で電話をかけて相手を確認するとき、英米で語が分かれる

相手が名乗らなかったとき、「マリアさんですか?」と確認することがあります。

ここで Oxford Learner’s は、同じ欄に2つの形を、地域ラベル付きで並べています。

辞書の地域ラベル形
North American EnglishIs this Maria? (= on the phone)
British EnglishIs that Maria?

アメリカ英語は this、イギリス英語は that。電話の向こうの相手を「近い」と捉えるか「遠い」と捉えるかの差が、そのまま語に出ています。

どちらを使っても通じます。ただし、相手がイギリス英語話者で Is that Kenji? と聞いてきたときに、「that=あれ?」と一瞬固まらないためには、両方を知っておく価値があります。

英語で電話をかける②指名|Can I speak to と Can I speak with の分かれ目

名乗ったら、次は相手を呼び出します。ここが2つ目の壁です。

Cambridge は speak to と speak with を別ラベルで表示している

Cambridge Dictionary の speak を開くと、動詞 speak の欄に2つの句が別々に立てられ、それぞれに地域ラベルが付いています。

辞書の見出し辞書のラベル辞書の例文
speak tomainly UK“Can I speak to Dan please?”
speak withmainly US“Can I speak with Scott please?”

どちらかが間違いなのではありません。辞書が「主にイギリス」「主にアメリカ」と書き分けているだけです。

相手の会社が英国系なら to、米国系なら with を選ぶ。分からなければどちらでも通じます。迷って黙るほうが、はるかに損です。

英語で電話をかけるときの丁寧度を3段階で持っておく

指名の表現は、丁寧度で3段階に並びます。相手との距離で選びます。

丁寧度形使う相手
標準Can I speak to Ms. Miller, please?ふだんの取引先
やや丁寧Could I speak to Ms. Miller, please?初めての相手
最も丁寧I’d like to speak to Ms. Miller, please.役職が上の相手・かしこまった場面

3つとも末尾に please が付いています。英語の電話で please を落とすと、依頼ではなく命令に近い響きになります。

ここは声の大きさや抑揚ではなく、語を1つ足すだけで解決します。つまり英語力の問題ではありません。

英語で電話をかける③用件|calling about と calling to の2本で足りる

名乗って、呼び出した。3つ目が用件です。

用件は about(話題)か to(目的)のどちらかで始める

用件の言い方を何十個も覚える必要はありません。入口は2つだけです。

入口意味例
I’m calling about …話題を置くI’m calling about the invoice you sent last Friday.
I’m calling to …目的を置くI’m calling to confirm the meeting time on Thursday.

about のあとには名詞、to のあとには動詞が来ます。この1点だけ押さえれば、あとは中身を入れ替えるだけで無限に作れます。

用件は1文で言い切ります。説明を足したくなっても、まず1文で置いてから足す。順番を守るだけで、相手の理解速度が変わります。

英語で電話をかけたら、話し始める前に相手の都合を聞く

用件が長くなりそうなときは、本題に入る前に一言はさみます。

Cambridge Dictionary の available には、If someone is available, they are not busy and therefore able to do something(available な人とは、忙しくなく、そのため何かができる状態の人)という語義があります。

同じ欄の例文は、そのまま仕事の電話で使えます。

Are you available Thursday morning for a conference call?

なお Cambridge の conference call は a work phone call that involves three or more people(3人以上が参加する仕事の電話)と定義されています。2人だけの通話は conference call ではありません。

都合を聞く言い方は、次の3つを持っておけば足ります。

  • Is this a good time to talk?(今お話ししてよろしいですか)
  • Do you have a few minutes?(少しお時間よろしいですか)
  • Are you available now, or should I call back later?(今大丈夫ですか、それともかけ直しましょうか)

英語の電話を受けるとき|Speaking. と Hold on の正体

ここからは、英語で電話をかける側ではなく、受ける側の話です。かける側の型を知っていると、受ける側は一気に楽になります。

Speaking. は This is ~ の省略だと辞書が注記している

Can I speak with Scott please? と言われて、自分がそのスコットだったとき。返す語は1語です。

“Speaking.” (= This is Scott.)

これは Cambridge Dictionary の speak の欄に、括弧の中の言い換えごとそのまま載っている表示です。

Speaking. の一語が「私がその本人です」を意味すると辞書が書いている、ということです。Yes, I am. でも通じますが、Speaking. のほうが電話の型としては自然です。

自分の名前を添えて Kenji speaking. と返す形もあります。会社の代表番号で受けるなら Sakura Trading, Kenji speaking. のように、社名を先に置きます。

英語の電話で待たせるときは hold on と hold the line

取り次ぎのために少し待ってもらうとき。ここで使う語は2つあり、辞書はどちらも電話の用法として立てています。

Oxford Learner’s の hold on は、used on the phone to ask somebody to wait until they can talk to the person they want(話したい相手と話せるようになるまで待ってもらうために、電話で使う)と書いています。

Can you hold on? I’ll see if he’s here.

Cambridge の hold the line のほうは to wait on the phone until someone can speak to you(誰かが話せるようになるまで電話で待つ)で、例文はいずれも受付の口調です。

Please hold the line. I’ll see if she’s available.

語辞書の語義向いている場面
hold on相手と話せるまで待ってもらう(電話の用法)社内・気心の知れた相手
hold the line誰かが話せるようになるまで電話で待つ受付・代表番号・かしこまった相手

なお Cambridge の hold on には She’s on the other line – can you hold on?(別の電話に出ています、お待ちいただけますか)という例文もあります。on the other line は「別の電話に出ている」という定型です。

英語の電話を取り次ぐ|put through と extension

自分あてでない電話を受けたとき、担当者へつなぎます。

put through は「電話をつなぐ」専用の句動詞

Cambridge の put through には to connect a person using a phone to the person they want to speak to(電話を使っている人を、その人が話したい相手につなぐ)という語義があります。

つまり put through は電話をつなぐこと専用の語です。connect でも通じますが、put through のほうが電話の場では定型です。

場面言い方
つなぐと伝えるI’ll put you through to Ms. Miller.
つないでほしいと頼むCould you put me through to the sales department, please?
つなげないと伝えるI’m afraid I can’t put you through right now. She’s on the other line.

3つ目の I’m afraid は、断りや悪い知らせの前に置く緩衝材です。Cambridge の afraid の欄にも This is your room – it’s rather small, I’m afraid. のように、言いにくいことの前に置く例が載っています。

英語の電話で内線を伝えるときは extension

Cambridge の extension には、電話の語義として one of the phones in a large building that have their own numbers and are connected to a switchboard(それぞれ番号を持ち、交換機につながっている、大きな建物の中の電話の1つ)とあります。

同じ欄の例文がそのまま使えます。

When you call, ask for extension 3276.

内線番号を伝えるときは My extension is 3276.、番号を聞くときは What’s your extension? です。内線を inside line と言わない点だけ、日本語からの直訳に注意します。

英語で電話をかけて相手が不在だったとき|4つの語を混ぜない

ここがこの記事でいちばん事故が多いところです。

「折り返す」「連絡する」「つながる」を、日本語では1つの感覚でまとめてしまいがちですが、英語は4つの別の語に分かれています。

英語の電話で使う4語を、辞書の語義で並べ直す

語辞書の語義(要点)誰が動くか
get through電話で誰かと話すことに成功するかけた側。つながったかどうか
reach離れた場所の人と、特に電話やメールで連絡を取るかけた側。手段を問わず捕まえる
call back電話をかけてきた人に電話する/かけ直すどちらでも。電話に限る
get back to情報を伝えるため、または先に話せなかったため、あとでもう一度その人と話す自分。返事を返すという約束

Cambridge の get through は to succeed in talking to someone on the phone、例文は I tried to call her but couldn’t get through. です。get through は「つながった/つながらなかった」だけを言う語で、用件の中身とは無関係です。

Cambridge の reach は to communicate with someone in a different place, especially by phone or email。例文には He’s out of the office right now, but I’ll try and reach him on his cellphone. と If you can’t get through on the phone, you can always reach us by email. が並んでいます。

この2つ目の例文が、get through と reach の関係をそのまま示しています。電話でつながらない(get through)なら、メールで捕まえる(reach)。reach のほうが手段が広い語です。

Cambridge の call back は to telephone someone who has telephoned you, often to answer a message the person has left, or to telephone again。例文の I’m a bit busy – can I call you back later? は、忙しいときにそのまま使えます。

Cambridge の get back to somebody は to talk to someone again, usually on the phone, in order to give them some information or because you were not able to speak to them before。例文は He can’t find the phone number right now, but promised to get back to me with it. です。

ここに promised が入っているのが要点です。get back to は「あとで返事をする」という約束の語で、電話に限りません。メールでも返せます。

英語の電話で伝言を残すときの型

相手が不在で、伝言を残す場合。ここも順番で決まります。

順番言うこと形
1伝言を頼むCould I leave a message?
2名乗り直すThis is Kenji Tanaka from Sakura Trading.
3用件I’m calling about the delivery date for order 4821.
4してほしいことCould you ask her to call me back?
5連絡先My number is 03-1234-5678, extension 22.

逆に、伝言を受ける側なら Would you like to leave a message? と聞きます。

英語の電話で留守番電話につながったとき

Cambridge の voicemail は a phone message recorded by someone when you do not answer their call(こちらが出なかったときに相手が録音していく電話のメッセージ)と定義されています。

例文には I always check my voicemail as soon as I get to the office. や I will leave the address on her voicemail. があり、前置詞は on を取ります。

留守番電話に吹き込むときは、上の伝言の型をそのまま短く言えば足ります。相手は聞き返せないので、電話番号だけは2回言うのが実務上の型です。

英語の電話が聞き取れないとき|相手を責めずに言い直してもらう4手

英語で電話をかけるときに、いちばん怖いのは「聞き取れないこと」ではないでしょうか。

ここで Sorry? を連発すると、相手は「この人は英語が分からない」と判断して、話を短く切り上げてしまいます。聞き返し方には、責任の置き所という設計があります。

英語の電話で使える聞き返しの4手

手言い方責任の置き所
音が小さいCould you speak up a little, please?音量(中立)
速すぎるWould you mind speaking more slowly, please?速度(中立)
回線が悪いSorry, you’re breaking up. Could you say that again?回線(誰のせいでもない)
固有名詞が不明Could you spell that for me, please?綴り(具体的)

Cambridge の speak up は to speak in a louder voice so that people can hear you、例文は Could you speak up? We can’t hear at the back. です。

速度のほうは、Cambridge の speak の欄にある Would you mind speaking more slowly, please? がそのまま使えます。Would you mind ~ing? は英語でもっとも柔らかい依頼の形の1つです。

break up を覚えると、聞き返しが気まずくなくなる

4手のうち、いちばん効率がよいのが3つ目です。

Cambridge の break up には、電話専用の語義が立っています。

If someone who is talking on a mobile phone is breaking up, their voice can no longer be heard clearly.

同じ辞書の別の欄では (of a telephone conversation) to become impossible to understand because the connection is not strong enough(電話の会話について、接続が十分に強くないために理解できなくなる)とも書かれています。

ここが要点です。break up は、聞き取れない理由を「回線」に置く語です。

You’re breaking up. と言えば、こちらの英語力の話にも、相手の話し方の話にもなりません。誰も傷つかないまま、もう一度言ってもらえます。

Cambridge の例文 He was on the subway when he called and started to break up before I could answer. のとおり、実際に電波の悪い場所からの通話で起きる現象を指す語です。使いどころを選べば、嘘にもなりません。

英語で電話を切るまで|hang up の前に follow-up を宣言する

用件が終わりました。最後の設計が残っています。

英語の電話は、切る前に「文字にする」と宣言する

電話は音だけで進みます。聞き間違いが残ったまま終わると、あとで取り返しがつきません。

そこで、切る直前に1文だけ足します。

I’ll send you a follow-up email to confirm what we agreed.

Cambridge の follow-up は a further action connected with something that happened before(前に起きたことに関連する、さらなる行動)と定義され、a follow-up call/letter/interview という結びつきが例示されています。

この1文があるだけで、電話で聞き取れなかった部分をメールで回収できます。英語の電話に不安があるほど、この宣言の価値は上がります。

英語の電話を切るときの hang up

Cambridge の hang up は to end a phone conversation(電話の会話を終える)です。

ただし、相手に向かって I’ll hang up now. とは言いません。hang up は「切る」という動作を指す語で、別れの挨拶ではないからです。

締めは次の3つで足ります。

  • Thank you for your time.(お時間をありがとうございました)
  • I’ll get back to you by Thursday.(木曜までに返事をします)
  • Have a good day. / Have a good one.(それでは失礼します)

英語で電話をかける前の30秒でつくる台本

ここまでの内容を、かける直前の30秒で組み立てられる形にまとめます。

英語で電話をかける台本の5行

紙でもメモアプリでもかまいません。この5行だけ書いてから、番号を押します。

行書くこと書く例
1行目名乗りHello, this is Kenji Tanaka from Sakura Trading.
2行目指名Could I speak to Ms. Miller, please?
3行目用件(1文)I’m calling about the delivery date for order 4821.
4行目不在だった場合Could I leave a message? / Could you ask her to call me back?
5行目締めI’ll send you a follow-up email. Thank you for your time.

4行目を先に書いておくのが要点です。相手が不在だったときに固まるのは、そこを想定していないからです。

英語の電話で使う語の一覧表

語辞書の語義(要点)使う場面典型の形
this is電話で自分を紹介する名乗りHello, this is Kenji Tanaka.
speak tomainly UK のラベル付き指名(英国系)Can I speak to Dan please?
speak withmainly US のラベル付き指名(米国系)Can I speak with Scott please?
Speaking.辞書が「= This is Scott.」と注記受けるSpeaking. / Kenji speaking.
hold on相手と話せるまで電話で待ってもらう待たせる(社内)Can you hold on?
hold the line誰かが話せるまで電話で待つ待たせる(受付)Please hold the line.
put through電話をかけている人を相手につなぐ取り次ぐI’ll put you through to Ms. Miller.
extension交換機につながった建物内の電話の1つ内線My extension is 3276.
get through電話で誰かと話すことに成功するつながらないI couldn’t get through.
reach電話やメールで離れた人と連絡を取る捕まえるI’ll try and reach him on his cellphone.
call backかけてきた人にかける/かけ直す折り返すCan I call you back later?
get back toあとでもう一度話す・返事をする返事を約束I’ll get back to you by Thursday.
speak up聞こえるよう大きな声で話す音量Could you speak up, please?
break up接続が弱く理解できなくなる回線You’re breaking up.
voicemail出なかったとき相手が録音するメッセージ留守電I’ll leave it on her voicemail.
follow-up前の出来事に関連する、さらなる行動締めI’ll send you a follow-up email.
hang up電話の会話を終える切るHe hung up.

英語で電話をかけることに関するよくある質問

Q. 英語で電話をかけるとき、I am Tanaka. と言ってはいけませんか

通じないわけではありません。ただ、Oxford Learner’s が電話の用法として載せているのは this is のほうです。

辞書が電話の例文に this is を選んでいる以上、まず this is を第一候補にしておくのが安全です。

Q. speak to と speak with は、どちらかが間違いですか

どちらも正しい形です。Cambridge は speak to に mainly UK、speak with に mainly US というラベルを付けて、両方を見出しとして立てています。

相手の地域が分からないときに、どちらを選ぶかで迷う必要はありません。

Q. 英語の電話で、聞き取れないまま話が進んでしまったらどうしますか

その場で止めるのがいちばん速く終わります。Sorry, let me make sure I understood. と置いてから、聞き取れた範囲を自分の言葉で言い直します。

それでも不安が残るなら、切る前に follow-up email を宣言します。文字にすれば、聞き間違いはその場で消えます。

Q. get back to you と call you back は、言い換えられますか

重なる場面はありますが、辞書の語義は同じではありません。

call back は電話という手段に限定された語です。一方 get back to は、Cambridge の語義が「情報を伝えるため、または先に話せなかったために、もう一度その人と話す」で、手段を電話に限っていません。

電話で折り返すと約束したいなら call you back、手段を決めずに返事だけ約束したいなら get back to you。この使い分けで足ります。

Q. 英語で電話をかける練習は、何から始めればよいですか

この記事の「台本の5行」を、自分の会社の実際の用件で埋めることから始めます。

暗記する必要はありません。5行を書いた紙を手元に置いた状態で、1本かける。これを何度か繰り返すと、書かなくても順番が出てくるようになります。

英語で電話をかけることに必要なのは、語彙の量ではなく、決まった順番を持っているかどうかです。


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