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「面談」の英語は one-on-one と review で分ける|上司との1対1・評価面談・申し込みの一言を辞書3冊で整理

「面談」の英語は one-on-one と review で分ける|上司との1対1・評価面談・申し込みの一言を辞書3冊で整理
「面談」の英語は one-on-one と review で分ける|上司との1対1・評価面談・申し込みの一言を辞書3冊で整理

上司から届いた「来週面談をしよう」の一言に、英語で返事を書こうとして手が止まる。

面談を英語にするとき、最初に迷うのは one-on-one と review のどちらを選ぶかです。

和英辞典には meeting・interview・session・consultation まで並び、どれも「面談」に見えます。

ところが英英辞典を3冊そろえると、2人で向き合う形・会社の評価の制度・助言をもらう場で語が割れているのが分かります。

この記事では Cambridge・Oxford Learner’s・Longman の3冊の語義とラベルだけを根拠に、面談の英語を上司との1対1・評価面談・申し込みの3場面へ割り振るのが狙いです。

先に結論を言うと、上司との1対1は one-on-one、会社の制度としての評価面談は performance review です。

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面談の英語は one-on-one と review のどちらか|先に結論

面談の英語は、その場が何のために開かれるかで決まります。

下の表は、この記事で扱う語と、それぞれが指す面談の中身の対応です。

面談の中身英語の形合う場面
2人だけで向き合う場a one-on-one(英 one-to-one)上司との1対1・部下との定例
会社の制度としての評価a performance review評価面談・査定
英国での評価面談の呼び名an appraisal英国の社内制度
人が集まって話す枠a meeting相手が複数の面談
1つの活動に充てた時間a session研修・コーチング
助言をもらう場a consultation社外の専門家との面談
近況を共有する軽い場a catch-up英国・くだけた社内
質問で見きわめる場an interview採用の面接・取材

表のとおり、人数の形を言う語と、会社の制度を言う語は英語では別です。

相手が1人なら one-on-one、評価の場なら performance review の2つで、社内の面談はほぼ足ります。

面談の英語① one-on-one|上司との1対1を指す語

まず、上司と2人で向き合う面談を指す語から押さえます。

3冊がそろえる one-on-one の語義

Cambridge の one-on-one は、2人が直接話す活動を指す形容詞です。

ふつうは一方が他方に教えるか、情報を渡す形だという説明が付きます。

その項に置かれた例文が、まさに上司との評価面談の形。

Each employee has a one-on-one performance review with his or her boss.

Oxford Learner’s は between two people only と1行で定義し、a one-on-one meeting を例に挙げます。

Longman も between only two people と同じ線で引いています。

Virtually all instruction is in small groups or one-on-one.

3冊に共通するのは「2人だけ」という点で、上下関係や評価は語そのものには含まれません。

UK と US で入れ替わる on と to

同じ意味の one-to-one も、3冊すべてに立っています。

Oxford Learner’s は one-on-one に especially North American English、one-to-one に especially British English のラベルを付けます。

Cambridge も one-on-one の項に UK also one-to-one、one-to-one の項に US one-on-one を添える形。

I have regular one-to-ones with my manager.

この1文は Cambridge の one-to-one の名詞の項にある例で、上司との定例面談そのものです。

Longman の one-to-one には tuition on a one-to-one basis の連語も並びます。

英国の相手には one-to-one、北米の相手には one-on-one を使えば、辞書のラベルどおりになります。

1回の面談を数える a one-on-one

one-on-one は形容詞だけでなく、数えられる名詞としても載っています。

Cambridge の名詞の項は、2人の間の話し合いや面談という語義で、複数形を one-on-ones としています。

As well as general meetings, the president had one-on-ones with the other leaders.

1回なら a one-on-one、定例なら regular one-on-ones の形です。

副詞の用法も同じ辞書にあり、2人だけで話すことを1語で言えます。

It’s best to talk with him about the problem one-on-one.

meeting を付けずに Can we have a one-on-one this week? と書いても、2人で話したいという意味で通ります。

上司そのものを英語で何と呼ぶかは、「上司」の英語の記事にまとめています。↓

面談の英語② performance review|評価面談の呼び名

次は、会社の制度として開かれる評価面談の呼び名です。

review だけでは面談にならない

review の1語は、3冊とも「見直し」の側の語義が中心です。

Oxford Learner’s の review には、必要なら変えるつもりで何かを調べることという語義が立ちます。

Cambridge の Business English も、変更や改善が要るかを丁寧に調べる過程としています。

The terms of the contract are under review.

pay review・salary review・spending review のように、見直す対象を前に置く形も3冊に並びます。

Longman が annual review に添えるのも、給与の見直しの例。

review 単体を面談の意味で使うと、契約や給与の見直しの話に読まれます。

面談を指すのは performance review

面談の意味になるのは、performance を前に付けた形です。

Oxford Learner’s は performance review を独立した見出しに立て、社員が上司と仕事の出来ぐあいを話す面談と定義します。

I have my performance review today.

同じ項には The company has a performance review system. の例もあり、制度そのものも指せます。

Cambridge の Business English では performance review に HR と MANAGEMENT の札が付き、語義は appraisal への参照だけ。

In her performance review, she earned a rating of four out of five.

Longman の Business Dictionary も、performance review を performance appraisal の別名として扱います。

英米の両方に相手がいるなら、Oxford が英国・北米の両方の札を付けた performance review が無難です。

同じ評価面談を指す呼び名の束

評価面談の呼び名は、辞書の中で1本につながっています。

Cambridge の Business English は appraisal の項に、performance appraisal・performance evaluation・performance review を同義として並べます。

そこでの語義は、社員と上司が進み具合・目標・仕事で必要なことを話し合う面談。

Many companies operate regular job appraisals, often on an annual basis.

Oxford Learner’s は面談の意味の appraisal に especially British English の札を付けています。

Longman の Business Dictionary は performance appraisal に、performance assessment・performance evaluation・performance review の3つを同義語として置く形です。

呼び名3冊での扱い選ぶ目安
performance reviewOxford が独立の見出し・Cambridge と Longman は appraisal の同義英米のどちらでも
appraisal3冊すべてに面談の語義英国の社内制度
performance appraisalCambridge と Longman に見出し人事の文書
performance evaluationCambridge と Longman が appraisal の同義として挙げる米国寄りの人事文書
performance assessmentLongman が同義語として挙げる人事の文書
job appraisalCambridge が appraisal の別名として挙げる英国の社内制度

英国の会社なら appraisal、米国を含むなら performance review を選べば、同じ面談を指せます。

面談の英語③ meeting・session・consultation|場の性質で選ぶ

面談を meeting と呼ぶか session と呼ぶかは、場の性質で変わります。

meeting は人が集まって話す枠

Cambridge は meeting を A2 の語とし、人が集まって何かを話す予定された場と定義します。

対面でもオンラインでもよいという書き分けが、同じ語義の中にあります。

Oxford Learner’s も、人が集まって話し合うか決める場という線。

I’ve got a meeting with Mr Edwards this afternoon.

この Longman の例のように、meeting は2人でも複数でも使える語です。

人数を言わずに済ませたいときは meeting、2人だけだと伝えたいときは a one-on-one meeting になります。

session は活動に充てた時間

session は、ある活動のために取った時間を指す語です。

Cambridge は B1 の語として、ある活動が行われる時間や集まりと定義します。

Oxford Learner’s と Longman も、特定の活動に費やす時間という同じ線で並びます。

I had a one-to-one session with one of the instructors at the gym.

Oxford の例文のように、one-to-one と組んで1対1の時間を指す形もあります。

研修やコーチングのように中身が決まった面談なら、session が合います。

consultation は助言をもらう場

consultation は、助言をもらうために設ける場の語です。

Cambridge の Business English は、何かを話すか助言をもらうための面談と定義します。

I’ll call you to fix the details for a consultation.

Oxford Learner’s の数えられる語義は、何かを話し合う正式な場。

Longman の Business Dictionary は、専門家に助言や治療を受ける面談としています。

社外の専門家と会う面談なら consultation、社内の上司となら one-on-one です。

社内の打ち合わせそのものの呼び方は、「打ち合わせ」の英語の記事にまとめています。↓

面談の英語④ catch-up|軽い面談を指す informal の語

近況を共有するだけの軽い面談にも、辞書に語が用意されています。

Cambridge だけが名詞を立てる

Cambridge の catch-up には informal の札と、[C] UK の表示が付きます。

語義は、前に会ってから何が起きたかを話す面談や会話。

I’m seeing my boss for a catch-up next week.

同じ項には Are you guys free for a catch-up on Friday? の例も並びます。

上司との軽い面談を1語で言うなら、英国側では catch-up がいちばん近い語です。

Oxford と Longman は動詞句で載る

Oxford Learner’s の catch-up は、名詞では play catch-up の形しか立ちません。

面談に当たる意味は、catch up (on something) (with somebody) の句動詞の側にあります。

It’s always good to catch up with old friends.

Longman も、離れていた間に何があったかを知るために時間を使うこととしています。

名詞の a catch-up は Cambridge にしか無いので、北米の相手には a quick one-on-one のほうが確実です。

面談と面接は英語で別の語|interview の守備範囲

日本語の「面談」と「面接」は、英語では重ならない語に割れます。

3冊の interview の最初の語義は、どれも仕事や課程に向くかを質問で確かめる場です。

a job interview

Cambridge は B1 の語として、仕事や課程に適しているかを見る面談と定義します。

Oxford Learner’s と Longman も、採用や入学の判断のための正式な場という線。

2番目の語義は、どの辞書でも新聞やテレビのための取材です。

日本語英語の形3冊での語義
上司との1対1の面談a one-on-one/a one-to-one2人だけで話す場
評価面談a performance review/an appraisal社員と上司が仕事の出来ぐあいを話す場
採用の面接a job interview仕事に向くかを質問で確かめる場
取材an interview新聞やテレビのために質問する場
面談の形をとる評価an appraisal interviewOxford の appraisal の連語

社内の面談に interview を使うと、採用や取材の話に読まれます。

ただし Oxford の appraisal の連語には appraisal interview が並び、評価面談の形をとる場の言い方として使えます。

面談を申し込む英語|上司へ送る依頼の1通

面談を申し込む一言は、依頼の語と申し込みの語で形が変わります。

依頼の骨は request と arrange

Cambridge の request は B1 の語で、丁寧か公式に何かを求める行為と定義されます。

Oxford Learner’s も、正式かつ丁寧に求めることという同じ線です。

Longman は、丁寧または公式な要求としています。

An application form will be sent to you on request.

面談の場を用意してもらう側の語が arrange です。

Cambridge の arrange は B1 の語で、計画し準備し組み立てることと定義されます。

My secretary will phone you to arrange a meeting.

辞書の語義どおりに組むなら、Could we arrange a one-on-one next week? の形です。

制度の面談に名前を出す sign up for

会社が用意した面談の枠に名前を出す場面には、別の句動詞が合います。

Oxford Learner’s の sign up (for something) は、名前をリストに加えて参加を決めることです。

You can sign up online for language classes.

Longman も、参加したいものにリストで名前を出すこととしています。

Cambridge の sign up は B1 の語で、組まれた活動に加わると同意する行為。

面談の枠が社内に配られたときは、sign up for の形が辞書の語義に合います。

面談を申し込むメールの全文

ここまでの語を1通にまとめます。

以下は辞書の語義と連語をもとに組んだ作例です。

Subject: Request for a one-on-one next week

Dear Ms Clarke,

Could we arrange a one-on-one next week to go over my current work?

I would like to talk about the two projects I am running and the help I need.

Thirty minutes on Tuesday or Wednesday afternoon would work for me.

Thank you for your time.

Best regards,
Kenji Sato

1文目は Cambridge の arrange の連語、件名は request の語義に沿って組んだ形です。

件名に Request for を置くと、面談の申し込みだと1行で分かります。

日時の枠を押さえる言い方そのものは、「予約」の英語の記事にまとめています。↓

面談の日程を決める英語|時間と場所の出し方

面談の日程は、schedule と arrange で言い分けます。

schedule は時間を決めて置く語

Oxford Learner’s の schedule は、ある時刻に何かが起きるよう手配することです。

ふつうは受け身で使うという表示も、同じ項に付きます。

The meeting is scheduled for Friday afternoon.

能動で使う例も同じ項にあり、We scheduled regular status meetings. の形で並びます。

Cambridge の schedule は B2 の動詞で、ある時刻に起きるよう決めることという語義。

決まった日時を伝えるなら、The one-on-one is scheduled for Friday afternoon. の受け身が辞書の形です。

場所と変更は別の語で言う

面談の場所は、会議室かオンラインかで書き方が変わります。

Cambridge の meeting の語義には、対面でもオンラインでもよいという一文が入っています。

I’ve scheduled a meeting for this afternoon.

Longman の schedule の例文は、自分で枠を取ったことを言う能動の形。

日程を動かすなら、arrange を使って Could we arrange another time? と書けば辞書の語義の中に収まります。

候補日を出す順番そのものは、英語の日程調整の記事にまとめています。↓

面談の英語で外しやすい語|check-in・evaluation・feedback

面談のつもりで使うと外れる語が3つあります。

check-in の名詞は空港と宿の語

社内で a quick check-in と言う人もいますが、名詞の check-in は3冊とも空港と宿の受付です。

Cambridge・Oxford Learner’s・Longman の check-in の語義は、搭乗手続きの場所と時間に限られます。

面談に近い意味があるのは、動詞句の check in with の側。

My son checks in regularly with me when he’s travelling.

Cambridge のこの語義は、問題が無いか確かめるために連絡を取ることです。

check in with you なら3冊に裏がありますが、a check-in という名詞に面談の語義は立ちません。

evaluation は判断の過程

evaluation は、良し悪しや価値を判断する過程の語です。

Cambridge は C1 の語として、質・重要さ・量・価値を判断する過程と定義します。

Oxford Learner’s も、よく考えて意見をまとめる行為という線。

Longman は、どれだけ良いか・役に立つか・うまくいっているかの判断としています。

evaluation が面談を指せるのは、performance evaluation と組んだときだけです。

feedback は数えない名詞

面談でもらう意見は feedback ですが、数え方に注意が要ります。

Oxford Learner’s と Longman の feedback は、どちらも uncountable の表示です。

Cambridge は B2 の語として、うまくいっているか好かれているかを知らせる意見や情報と定義します。

Try to give each student some feedback on the task.

Longman の例文のように、量を言うなら some feedback の形になります。

a feedback や feedbacks ではなく、some feedback の形で数えずに量を言います。

数えない名詞の扱いそのものは、「アドバイス」の英語の記事にまとめています。↓

面談の英語についてよくある質問

「面談があります」はどう言うのか

評価面談なら I have my performance review today. が Oxford の例文の形です。

上司との1対1なら、Cambridge の例文どおり one-on-one を名詞で置けば足ります。

1on1 と書いてよいのか

1on1 という綴りは、Cambridge・Oxford Learner’s・Longman のどの見出しにもありません。

辞書に立っているのは one-on-one と one-to-one の2つだけです。

社外に出す文では、ハイフンの付いた one-on-one で書くのが安全です。

appraisal と review はどちらが丁寧か

3冊のどの項にも、丁寧さの差を示す札は付いていません。

分かれているのは地域で、Oxford は appraisal に especially British English を当てています。

面談を interview と呼ぶ場面はあるか

Oxford の appraisal の連語には appraisal interview が並びます。

ただし interview の単独の語義は採用と取材なので、社内の面談には one-on-one か performance review が無難です。

面談の長さはどう言うのか

Oxford の session の例文には The course is made up of 12 two-hour sessions. の形があります。

時間を言うなら、two-hour のように長さを前に置くのが辞書の例文の並びです。

30分の面談なら、a thirty-minute one-on-one のように長さを前に置けば足ります。

面談の英語のまとめ

面談の英語は、その場が何のために開かれるかで語を選ぶと迷いません。

面談の場面英語の形根拠になる語義
上司との1対1a one-on-one(英 one-to-one)3冊そろって「2人だけ」
評価面談a performance reviewOxford が独立の見出しで面談と定義
英国の評価面談an appraisalOxford が especially British English
研修・コーチングa session1つの活動に充てた時間
社外の専門家との面談a consultation助言をもらう場
近況を共有する軽い場a catch-upCambridge だけが名詞を立てる
採用の面接a job interview仕事に向くかを質問で確かめる場
申し込みの一言Could we arrange a one-on-one?arrange は計画し準備する語

迷ったら、人数で選ぶのが one-on-one、制度で選ぶのが performance review の2本立てです。

review 単体は見直し、evaluation は判断の過程、check-in は空港の受付なので、面談の意味では使いません。

面談で話す目標そのものの言い方は、「目標」の英語の記事にまとめています。↓

\面談で進み具合を報告するなら/

progress と update の違いが辞書の語義で分かる

報告・確認・遅れの3場面を比較

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参考文献

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